THINKING OS / 260903 / 叩き台(B)

思考OS

思考を集約し・自律的に更新し・見て考えられる形にする仕組み。Brainforce「参謀職」の1号機。
正本 incubation/thinking-os/pages/thinking-os/  ・  更新 2026-09-03  ・  状態 設計中(実装未着手)

結論

4フレーム(前提 → 課題 → 施策 → 目指す姿)で全体を置く。

① 前提
  • 思考の材料は既に大量にある — AI会話ログ・会議録音・inbox・Gmail・カレンダー・画面キャプチャ
  • だが集約されず、案件ごとに散っている。前回考えたことを毎回思い出すコストを払っている
  • MD正本 → HTML一方通行、3層構造(壁打ち/正本/出力)という運用の骨格は既にある
  • Brainforce は「AI社員」に再定義済み。段階論の3段目(戦略相談相手)を実装するジョブがまだ無い
② 課題
  • 入力チャネルごとに置き場所も形式も違い、合流しない
  • 人間が起動しないと何も進まない(process.py は手動)
  • 未解決の問いが構造として保持されず、思い出せた分しか進まない
  • MDは人間が読んで考えるには向かない
③ 施策
  • A〜G の7機構に分割し、差し替え可能なユニットとして作る
  • 全チャネルを単一の Event 形式に正規化して合流させる
  • 定時エージェントが「未解決の問いを1つ進める」
  • MDから生成したHTML作業台で、読むのでなく潰す
④ 目指す姿
  • どこから何を投げても、正しいトピックに合流している
  • 朝、昨日より論点が進んでいる
  • 3ヶ月回して型が抽出できたら、BFの参謀職として製品化
  • 副産物の思考ログが Odyssey の最高品質 Trait になる
Central Question
自分の思考を、途切れず集約し・自律的に更新し・見て考えられる形にできるか。そしてそれをプロダクトにできるか。

Answer仮説
下から4層に分け、下から順に作る。上(HTML表現)から作ると必ず破綻する。
これは Odyssey ではなく Brainforce の「参謀職」。Odyssey はその副産物の行き先。

要件

要件効いてくる機構
1どこでもいつでもシームレスに思考の整理ができる ← 最優先・未充足(Q-11)A 入力 / F 表現
224時間自律的に思考してアップデートさせるE 思考 / G 制御
3極力多くのコンテキストを集約(音声・PC作業ログ)A 入力 / B 正規化
4見て思考できる表現。HTMLが理想F 表現
5この取り組み自体を型にしてプロダクト化C 抽出 / D 合流 / E 思考

アーキテクチャ:4層

役割既にあるもの足りないもの
L1 Captureどこからでも入るinbox / _captures / Gmail・Calendar・Drive / Claude会話ログモバイル投入口、作業ログ、音声の定常化
L2 Store事実と論点をMDで持つcontext/ · org/未解決の問いを構造で持つ形式
L3 Reason定時に読み・考え・更新process.py(手動)スケジューラ、常時ホスト
L4 RenderHTMLの作業台フォーマットの型(分解済み)ビルダー、状態の書き戻し

設計原則

1. 生ログは思考ではない理解済み

音声も作業ログも、そのまま貯めても思考は1ミリも進まない。L1→L2 で必ず Fact 化を挟む。Odyssey の Facts → Derived → Surface と同じ構造を踏む。

生データはローカル、構造化MDだけが Git に乗る(既存ルールと一致)。

2. 正本はMD、HTMLは生成物理解済み

既存の「HTML自動生成NG」が禁じていたのは pandoc のような素の変換で、理由は「グラフ・図が出ないから」。原則そのものは MD → HTML の一方通行(HTML側を編集してMDに戻さない)。

思考作業台も同じでいい。ただし毎日データが動くので手作業では破綻するため、コンポーネント語彙を持つビルダーで生成する。素の変換ではないので、NGの理由には抵触しない。

帰結
チェック状態を localStorage に置いたままにしない。MD側へ書き戻す。置いたままだと自律更新が走った瞬間に状態が消える。このページはまだ localStorage 実装(既知の負債・Q-06)。

3. 自律更新の出力は「差分と新しい問い」だけ理解済み

毎朝全文再生成されたページは読まれない。エージェントが1日にやるのは「未解決の問いを1つ進める」こと。進んだ差分だけを通知する。

4. 各機構はユニット。精度はゲートにしない理解済み

正規化が要だからといって、正規化が完璧になるまで先に進まないのは誤り。文字起こしが7割の精度でも通す。そのために Eventconfidence を持ち、下流が精度を見て自分で判断する。精度向上は独立したタスクとして、パイプラインを止めずに進める。

判定基準
あるユニットを丸ごと差し替えたとき、他のユニットのコードを触らずに済むか。済まないなら分割が失敗している。

ユニット境界は分業境界でもある。 精度向上を切り離せることと、担当を切り離せることは同じ性質。CTO・Platform などの担当Agentに丸ごと委譲できる単位で切る(担当の割り当ては論点 Q-10)。

コンポーネント地図

4層をさらに機構単位に割る。チャネルを増やしても下流を書き直さないための分割。

A
Capture
入力
B
Normalize
正規化
C
Extract
抽出
D
Merge
合流
E
Reason
思考
F
Render
表現
GControl — スケジューラ / ホスト / 権限(A・P・H) / プライバシー等級 / 保持期間 ※全機構を横断

黒く塗った B・C・D・E が売り物になる部分。A・F・G はコモディティ(既存ツールで代替が効く)。

A. Capture — 何をどこから取るか理解済み

チャネル取得所在機密度
A1音声(会議録音・ボイスメモ)イベントローカル高(同席者あり)
A2AI会話ログ(Claude Code / Claude.ai)自動ローカル
A3PC作業ログ(シェル履歴・Gitコミット・アプリ使用時間・ブラウザ履歴)常時ローカル
A4画面キャプチャ手動+常時化可ローカル
A5外部(Gmail / Calendar / Drive)自動クラウド
A6手動投入(inbox・モバイルからのクイックメモ)手動両方

A1・A3・A4 はローカルにしか存在しない。ここだけは常駐エージェントが要る。クラウドと二段構えになる。

B. Normalize — 全チャネルを単一の Event に落とす理解済み

ここが全体設計の要。これを飛ばすとチャネル追加のたびに下流を全部書き直すことになる。

Event = { id, ts, source, actor, modality, raw_ref, text, confidence, privacy }

音声の文字起こし・話者分離はここ。要約はここでやらない — 要約は情報の破壊なので、抽出より前に置くと戻せなくなる。raw_ref は生データへのポインタで、生データ自体はGitに乗せない。

In
各チャネルの生データ(音声ファイル / jsonl / csv / メール本文 / 画像)
Out
Event[](append-only。訂正は上書きせず新Eventで追記)

C. Extract — Event から意味の単位を取り出す理解済み

5種に分ける。Fact(起きたこと・数字・決定)/ Question(未解決の問い)/ Claim(仮説)/ Task / Entity(人・会社・案件)。

すべてに source_event_id を必ず持たせる。なぜその結論に至ったかを生データまで遡れること — Odyssey の Fact-first と同じ原則。後から足せないので1号機で入れる。

In
Event[]
Out
Fact / Question / Claim / Task / Entity(すべて source_event_id 付き)

D. Merge — 既存コンテキストへどう混ぜるか(最難関)理解済み

無設計だと同じことが何度も書かれて腐る。3操作に分解する。

操作内容
D1同定この Fact はどのトピックの話か(案件マップによるルーティング)
D2突合既存記述に対して 追加 / 更新 / 矛盾 の3値判定
D3昇格壁打ち(contexts)→ 正本(org)へ上げるかの判断
絶対に守る
矛盾は握りつぶさず、必ず人間に返す。ここを自動で解決させると、正本が静かに壊れる。壊れたことに気づくのは半年後になる。

E. Reason — 自律的に前へ進める理解済み

1回の実行でやるのは「未解決の問いを1つ選んで進める」だけ。不足情報の特定 → 調査 → 仮説更新 → ステータス変更。出力は差分と、新しく生まれた問い。

問いの選び方=優先度関数(重要度 × 鮮度 × 行き詰まり度)。ここが将来いちばんの知財になる。

F. Render — HTML作業台理解済み

ビルダーが MD + YAML を読み、コンポーネント語彙(4-Frame / pipeline / per-table / callout / knowledge-card)に変換する。ページ種別は3つ。

  • テーマページ — 1テーマ1枚(このページ)
  • ポータル — 全論点の一覧と進捗
  • 日報 — 今日の差分と、新しく生まれた問い

公開ビルドと手元ビルドを出し分ける。私用タブはCSSで隠すのではなく、公開ビルドでは出力しない

G. Control — 実行基盤理解済み

スケジューラ、ホスト、シークレット、実行ログ、失敗時の挙動。書き換え権限は org と同じ A(自律)/ P(起案→承認)/ H(人間専決) をそのまま使う。

横断でプライバシー等級(クライアント機密=Arcbridge 等は別扱い)と生データ保持期間を持つ。

1号機のスコープ

1号機で作る後回し
AA6 inbox + A2 会話ログ + A1のうち既存の会議録音A3 作業ログ、A4 常時キャプチャ、A1 常時録音
BEvent スキーマ確定 + 文字起こし話者分離、マルチモーダル
CFact / Question / Task の3種Claim / Entity、関係グラフ
DD1 ルーティング + D2 の簡易版D3 自動昇格
E1日1問優先度関数の高度化
Fテーマページ + 日報ポータル、状態の書き戻し
Gローカル cron常時ホスト、権限分離
1号機で必ず決めるのはこの3つだけ。あとは後から変えていい
  1. Event の共通スキーマ(B)— チャネル追加に耐えるため
  2. source_event_id を必ず持たせる(C)— 遡れなくなってからでは足せない
  3. 突合の3値判定と「矛盾は人間に返す」ルール(D2)

実行基盤:NASは今は買わない

必要なのはストレージではなく常時起動と実行環境。NASはCPUが弱くエージェントを回すのに向かず、CTO方針(自前サーバを持たない・サーバーレス原則)とも衝突する。

手段コストいつ
1既存Macを常時起動 + launchd0円まずこれで足りる
2Gitリポに対するスケジュール実行(クラウド)従量workspace が既にGitなので相性が良い
3Mac mini を思考ホスト専用に10万弱1・2で足りなくなったら
4NAS音声・画面の生データを年単位で貯める段になってから

進め方

Step 1
RENDER
  • テンプレ確定
  • ビルダー構造化
Step 2
STORE
  • Event スキーマ
  • 問いのYAML形式
Step 3
REASON
  • 1日1回の自律
  • inbox→MD→HTML→差分通知
Step 4
CAPTURE
  • 作業ログ
  • 音声
Step 5
PRODUCT
  • 型の抽出
  • 参謀職として製品化判断

順序の理由:一番壊れやすいのは Step 3。先に収集(Step 4)を広げると、思考にならないゴミが溜まるだけで終わる。

環境依存はローカル吸い上げバッチ1本に封じる

原則:環境に依存する部品は1つだけにする。 それ以外は Git 集約とクラウドで解く。

BF の稼働基盤の結論(2026-07-31・GCE常駐は不採用、イベント取り込みはサーバーレス)と同じ方針。 そこで既に動いている配管に相乗りすると、思考OS側で新規に作るものが大きく減る。

機構環境依存実現手段
A1 音声なしBF の TLDV webhook が既に稼働(社員第1号が議事録を自動投稿中)
A2 AI会話ログありローカル吸い上げバッチ
A3 PC作業ログありローカル吸い上げバッチ
A4 画面キャプチャありローカル吸い上げバッチ
A5 外部APIなしサーバーレスで取得
A6 手動投入なしBF の Slack Events API に相乗り
B〜GなしGit + CI + サーバーレス

ローカル常駐が必要なのは A2・A3・A4 の吸い上げだけ。 Mac が落ちていても他は止まらない (Event は append-only なので、復帰後に追いつける)。設計原則4がここで効く。

ルール駆動の更新パイプライン

MD と HTML の整合を人間の記憶に依存させない。ルールを Git に置き、パイプラインが毎回それを読む。

RULES
規約
Git上のMD
LLM
MD更新
判断(非決定論)
BUILD
HTML生成
変換(決定論)
CD
デプロイ
公開

規約は2枚に分けてある。判断はルール、変換はコードという境界を守る。

ファイル持つもの実装
rules/update.md触っていい場所・3値判定・論点の状態遷移・重複禁止・出典・文体LLM が読む
rules/render.md一方通行・公開/非公開・記法・コンポーネント語彙・タブ構成build.py が実装

CI(.github/workflows/thinking-os.yml)が incubation/thinking-os/ への push で ビルドし、公開先へ反映する。MDが変わってHTMLが変わっていない状態が構造的に起きない。**

共通化
この「ルール駆動でMD更新 → 生成 → デプロイ」は参謀職に固有ではない。BF のどの職種でも成果物の出力は同じ形になるので、共通機構として BF 側に置く(論点 Q-09・BF agenda に起案済み)。

このページ自体の作り

Step 1 の成果物。incubation/thinking-os/ に構造がある。

場所役割
pages//*.md *.yaml正本。人間とAIが編集するのはここだけ
core/ページ骨格・コンポーネントCSS・作業台JS
build.pyMD/YAML → HTML。公開用と手元用を出し分ける
dist/local/file:// で開く手元用(私用タブを含む)
dist/public/docs.plangers.com 公開用(私用タブは出力しない)

MD の中に生HTMLを直接書けるので、4-Frame や pipeline のような視覚コンポーネントは作り込める。pandoc 的な素の変換ではない。

ナレッジ

この設計が乗っている既存の資産と前提。ここを読めば、なぜこの形になったかが分かる。

この HTML フォーマットはどこから来たか

個人のビジネスアイデア集(GitHub Pages)を分解したもの。価値は事業内容ではなく「1テーマ=1HTML を、読み物ではなく潰していく作業台にしている」という一点。

骨格は5つ。固定TOC+820px1カラム、タブで思考を層に割る、h3の折りたたみ+理解済みチェックと論点の進捗表示、意味を持つコンポーネント語彙(4-Frame・phase・per-table)、そして公開/非公開の同居。

SOURCE — contexts/inbox/新フロンティア技術の商社.mhtml → topics/documentation_method.md
docs の目的5類型 — このページはどれか

A 思考整理 / B 議論喚起(叩き台) / C 合意記録(正本)/ D 共有伝達 / E 実行指示。B と C は作り方が真逆で、混同が一番の事故要因。

このページは B。だから清書していない。ポジション(Answer仮説)を置き、論点を晒し、余白を残す。完成させた瞬間に議論が閉じる。

SOURCE — topics/documentation_method.md
なぜ Odyssey ではなく Brainforce なのか

分ける基準は「何のために集めるか」。Odyssey はあなたを理解するために集め、本構想はあなたの問いを前に進めるために集める。同じ音声を食っても目的が違えば別プロダクト。

BF の語彙にそのまま乗る — 職種=参謀職、context蓄積=L2、日報(daily-digest)=L4のHTML作業台、1on1=論点の棚卸し、面接→persona.md=何を考えたい人間なのかの初期設定。BF は「初日から働く → 育つ → 戦略相談相手」の段階論を持つが、3段目を実装するジョブがまだ無い。

SOURCE — org/00_ceo/10_cpo/30_brainforce/_context.md(2026-07-31 AI社員 再定義)
Odyssey とはどう接続するのか

副産物として接続する。思考ログは Stated(書いたこと)と Revealed(実際に何に時間を使ったか)が同時に取れる希少なデータで、Trait 供給源としては最高品質。

ただし主目的にはしない。Odyssey を主に置くと「理解のためのデータ収集」に引きずられ、肝心の思考が進まなくなる。

SOURCE — org/00_ceo/10_cpo/10_odyssey/_context.md(Fact-first / Stated vs Revealed)
「HTML自動生成NG」の正体

禁じていたのは pandoc のような素の変換で、理由は「グラフ・図が出ないから」。原則そのものは MD正本 → HTML の一方通行(HTML側を編集してMDに戻さない)。

思考作業台はコンポーネント語彙を持つビルダーで生成し、MD の中に生HTMLで図を書けるようにしてあるので、NGの理由には抵触しない。ピッチ資料(手作り込み)とは別カテゴリとして扱う。

SOURCE — memory/feedback_md_html_workflow.md
なぜ自前サーバ(NAS・EC2)を持たない方針なのか

「どこでも誰でも同じようにAI開発できること」が技術の最上位原則。サーバを持った瞬間にインフラの面倒を見る人間が必要になる。全サービス GCP(Firebase) 統一、AWS は Route 53 のみ。

本構想はこの方針と一部衝突する — PC作業ログ・画面・音声はローカルにしか存在しないから。だから「収集だけローカル常駐、思考と表現はクラウド」の二段構えにして、方針の例外を収集ユニットに封じ込める。

SOURCE — org/00_ceo/20_cto/_context.md
公開先はどこか。何が公開されるのか

docs.plangers.com(Firebase Hosting の docs ターゲット、ソースは corporate-site/pitch/)。auth.js による簡易パスワードゲートが全ページに掛かる。

ただしこれはクライアントサイドの気休め認証で、HTMLのソース自体は取得できる。だから私用タブは公開ビルドに含めない。認証で隠すのではなく、そもそも出力しない。

SOURCE — corporate-site/firebase.json / pitch/auth.js

論点

未決のものだけをここに置く。決着したら下の「決着済み」へ移す。 Q-01 と Q-03 が他をブロックしている。

Filter
0 / 0 決着
Q-01🔴 未着手 · 影響: A / G
音声をどこまで集めるか

案1会議録音のみ(既存運用の延長。すぐ始まる)

案2会議+ボイスメモ(移動中の思考が拾える。ここが一番おいしい可能性)

案3常時録音(情報量は最大。だが同席者のプライバシー・容量・法務が一気に重くなる)

判断材料:クライアント同席の会話が混ざる以上、機密等級を Event に持たせないと Arcbridge 等が事故る。

Q-02🔴 未着手 · 影響: A / D1
対象範囲は仕事だけか、生活を含む全部か

全部にすると D1(同定)のルーティング先が増え、判定が難しくなる。一方、資産・不動産・家族の判断は既に topics に入っていて、思考としては地続き。

暫定:既存の topics 構成をそのままルーティング先にする=生活も含む。ただし収集チャネルは仕事側から広げる。

Q-03🟡 議論中 · 影響: G
実行ホストをどこに置くか

BF の稼働基盤の結論に合わせる(2026-07-31・GCE常駐は不採用、イベント取り込みはサーバーレス =Cloud Functions + Slack Events API + TLDV webhook)。思考OS だけ別のホストを持つ理由がない。

残るのはローカル吸い上げバッチ(A2/A3/A4)を何で回すかだけ。これは Mac の launchd で足りる。 落ちても Event は append-only なので復帰後に追いつける。

NAS も Mac mini も当面不要。常時起動が要るのは「即応の壁打ち」だけで、それも BF の Slack Events API に相乗りすればサーバーレスで済む。

Q-04🔴 未着手 · 影響: B
Event スキーマをどこまで持たせるか

後から足せないフィールドと、後から足せるフィールドを切り分ける必要がある。id / ts / source / raw_ref は必須。confidenceprivacy は、後付けすると過去分が全部欠損するので最初から入れるべき。

actor(誰の発言か)は音声を入れる段で要るが、1号機では null 許容でよいか。

Q-05🔴 未着手 · 影響: D2 / F
突合で矛盾が出たとき、どう人間に返すか

案1日報に混ぜる(見落とす。数が増えると流れる)

案2専用の「未決キュー」を持ち、溜まった件数を常に表示する(無視できなくする)

設計原則3(出力は差分だけ)と衝突しないよう、矛盾は差分とは別の導線にするのが筋に見える。

Q-06🔴 未着手 · 影響: F
チェック状態をMDにどう書き戻すか

案1MD の frontmatter に持つ(1ファイル完結。だが人間の編集とぶつかる)

案2YAML サイドカー(.state.yaml)に分離(衝突しない。ファイルは増える)

ブラウザからファイルは書けないので、どちらにせよローカルの受け口が要る。公開版は読むだけになるため、状態を持つのは手元ビルドのみという割り切りもあり得る。ここが決まるまでは localStorage のまま。

Q-11(どこでもブラッシュアップ)に直結する。 localStorage のままだと端末ごとに状態が食い違い、「どこでも同じように」が成立しない。優先度は Q-11 に引きずられて上がる。

Q-07🟡 議論中 · 影響: E
正規化ユニットの「合格ライン」をどう置くか

精度をゲートにしないと決めた以上、「何%なら通す」ではなく「低精度のEventが下流でどう扱われるか」を設計する話になる。

暫定:confidence が閾値未満の Event から作られた Fact は、正本に昇格させない(D3で止める)。表示はするが、判断の根拠には使わせない。

Q-08🟡 議論中 · 影響: 全体
プロダクト化の判断はいつ・何を基準にするか

暫定:自分で3ヶ月回して型が抽出できてから。基準の候補は「自分が毎朝開いているか」「人間が起動せずに論点が進んだ回数」。

先に製品化すると、自分でも使わないものができる。1号機は自分用に振り切る。

Q-09🟡 議論中 · 影響: F / G / BF
出力と壁打ちを Brainforce 側に持たせるか、自前ドメインに出すか

案1BF内で完結(アカウント認証・HTML出力・壁打ちUI・Slack連携をBFのコンソールが持つ)

案2自前ドメインに出す(docs.plangers.com のように、成果物だけ外に置く)

案3選べるようにする(BF側は出力先を切り替えるだけ)

BF を「AI社員」として見ると、認証・HTML出力・壁打ち・各種セットアップ(Slack接続等)は 参謀職に固有の機能ではなく、どの職種にも要る共通コンソール。だから BF 本体の機能として持つのが筋。

その上で出力先は顧客ごとに変わる(自社ドメインに出したい顧客もいる)ので、 出力先を選択制にするのが素直に見える。案3が有力。

先の話だが、ここを先に決めておくと F(Render)の実装が出力先非依存になる。 いま dist を local / public に出し分けている構造は、そのまま出力先プラグインに拡張できる。

Q-10🔴 未着手 · 影響: 全体
A〜G の各ユニットを誰(どのAgent)に持たせるか

ユニット分割の目的の半分は分業。CTO・Platform・PdM 等の担当Agentに丸ごと委譲できないなら、 分割が甘い。

粗い当たり:A/B(収集・正規化)と G(実行基盤)は CTO 配下、C/D/E(抽出・突合・思考)は知財なので PdM 側、F(表現)は誰でも触れる。ただし未検証。

Q-11🟡 議論中 · 影響: A / F / 要件1
「どこでもブラッシュアップできる」をどう実装するか(最優先)

要件1がいま一番満たせていない。閲覧はどこでもできるが、外で更新ができない。 これが解けると構想全体が加速するので、他の論点より優先度が高い。

動作を3つに分けると、必要なものが違う。

動作必要なもの実装コスト
投げ込み(思いつきを捨てる)遅延OK。ポーリングで足りる
ブラッシュアップ(書き換える)正本リポへのアクセス+文脈ゼロ
壁打ち(即応の対話)常駐ホスト中(Q-03 依存)

暫定結論:3つを別々の手段で解く。1本にまとめようとしない。

  • ブラッシュアップ → workspace は GitHub(plangers/plangers-workspace)に乗っている。

Claude Code の web/モバイルからこのリポを直接触れば、手元と同じ文脈で pages/ を書き換えられる。 実装ゼロで今日から成立する。 これが要件1の本体

  • 投げ込み → Slack の専用チャンネルに放り込む。定時バッチが conversations.history

ポーリングして Event 化し、論点に紐付け、HTML を再生成してスレッドに差分を返す。 常駐不要(cron だけ)なので Q-03 を待たずに作れる

  • 壁打ち → Bot の即応が要るので常駐ホストが前提。Q-03 の後

サイト上での編集は作らない。 Firebase Hosting は静的配信で書き込めず、 auth.js は気休め認証なので書き込み権限の根拠にできない。Functions + 本物の認証 + チャットUI を作ることになり、Slack の再発明になる。

Slack から正本を直接書き換えさせない。 Bot は提案を出し、承認したものだけコミットする。 D2(矛盾は人間に返す)と同じ思想。ここを自動化すると正本が静かに壊れる。

Q-12🔴 未着手 · 影響: F / 出力先
docs.plangers.com の構成が分類として機能していない(別件・要構造化)

現状7セクション24本。分類軸が混ざっていて MECE でない。

セクション実際の軸
Start Here状態(読む順)
Pitch Decks形式
Fundraising 2026-04時期
Internal Strategy読み手
Organization & Operations主題
Brand & Design主題
Products主題

さらに data-tags(investor / hiring / internal)が別の分類として重なっている。 新しい文書をどこに置くか毎回迷う状態は、分類が機能していない証拠。思考OS も 置き場所がなく Internal Strategy に間借りしている。

方向:セクションは主題1軸に統一し、読み手はタグに寄せる。時期は日付列で表現できるので セクション名から外す。ここを直さないと、思考OS がテーマを量産し始めた時点で破綻する。

決着済み

Odyssey か Brainforce か → Brainforce(参謀職)

分ける基準は「何のために集めるか」。Odyssey は理解のため、本構想は問いを進めるため。Odyssey へは副産物として流す。 2026-09-03

MD と HTML の関係 → MD正本・一方通行

HTML側を編集してMDに戻さない。思考作業台はビルダーで生成する(素の変換ではないのでNG理由に抵触しない)。 2026-09-03

最初の適用テーマ → この設計そのもの

設計を進める作業と、器の型を確定する作業が同時に片付く。 2026-09-03

正規化の完成度 → ゲートにしない

精度はユニット内部の性質。差し替え可能に作り、精度向上は独立して進める。 2026-09-03

公開先 → docs.plangers.com(pitch 配下・パスワードゲート付き)

私用タブは認証で隠すのではなく、公開ビルドで出力しない。 2026-09-03